2024年03月28日
自社ローンは一般的な自動車ローンと比べると審査基準がそれほど厳しくなく、利用しやすいといわれています。実際に過去にローンの支払遅延などの事故を起こされた方、自己破産をされた方でも、自社ローンを活用して車を購入されたという方は多いです。
しかし、そんな自社ローンでも残念ながら審査に通らないケースもあります。この記事では自社ローンで審査落ちする原因と対策についてご紹介します。
目次
自社ローンでも審査に通らない場合がある?
自社ローンでも「反社会勢力に属している、もしくは関係している方」「無収入または生活保護を受給している方」は審査に通らない場合があります。
今は暴力団対策法や暴力団排除条例など、反社会的勢力を取り締まる法律や条例が厳しくなり、反社会的勢力やその構成員との取引も規制されています。そのため、自動車の販売店は反社会的勢力の関係者に対しては車を販売することができないのです。
また、無収入の方、生活保護を受けられている方はローンを弁済できる見込みが低く、販売店にとっては車の分割代金の弁済が受けられないリスクが大きくなってしまいますので、やはり自社ローンであっても審査に通る可能性は極めて低くなってしまいます。
自社ローンとオートローンの違いは?
一般的なオートローンを使う場合、まずお客様がローン会社や金融機関に対して借り入れを申し込みます。その後、ローン会社はそのお客様がしっかりと弁済をしてくれるかどうか?信用に値する人物なのかどうか?を審査します。審査に通過したらローン会社とお客様が契約を締結し、ローン会社から販売店に対して車の購入代金が支払われ、販売店からお客様に納車されます。その後はお客様がローン会社に対して毎月弁済をしていくというのが流れです。
一方、自社ローンの場合はローン会社が介在しません。お客様と自動車販売店が直接分割支払いに関する契約を締結します。納車後はお客様が毎月自動車の購入費用を弁済していくという仕組みです。
ローン会社や金融機関は貸し倒れるリスクを徹底的に回避するために、ローンの申込者に対して非常に厳しい審査を行います。たとえば属性や職業、勤め先、勤続年数、年収などが基準を満たしていない場合、審査に落ちることもあり得ます。一方、自社ローンの審査はローン会社や金融機関の審査ほどは厳しくありません。オートローンの審査に落ちてしまった方でも、自社ローンであれば通る可能性は十分にあります。
ただし、100%審査に通るわけではないことにも注意しましょう。
自社ローンに審査落ちする原因とは?
以上のように自社ローンはオートローンと比べると審査に通りやすい傾向がありますが、それでも多少は審査落ちするケースがあります。ここからはその原因について見ていきましょう。
収入証明ができない
前述のとおり、分割代金を弁済するあてがない(=収入がない)人に自社ローン契約をしてしまうと車の分割代金の弁済が受けられないリスクが高いです。ご自身の収入を証明する書類を提出しなかった場合、収入がないものとみなされて審査落ちしてしまう可能性があります。必ず給与明細、源泉徴収票、確定申告書などの収入証明書類を提出しましょう。
逆に定期的な収入を安定して得ていることが証明できれば、たとえ勤続年数が短い方、自営業の方やパート、アルバイトなど正社員以外の雇用形態で働かれている方でも、自社ローンの審査に通過できる可能性は高いです。
保証人がいない
保証人とは弁済が滞った際に、代わりに弁済を行ってくれる人のことを指します。基本的に自社ローンは保証人がいなくても利用することは可能ですが、ご本人の状況によっては保証人が必要になる場合もあります。
その際に保証人を立てられないとなると、やはり自動車販売店にとっては車の分割代金の弁済が受けられないリスクが高くなるため、審査に落ちてしまう可能性が出てきます。親御さんや配偶者など、親族で定期的に収入がある方に保証人になってもらうと安心です。
車の使用用途が趣味
車の利用用途も審査結果を左右する場合があります。通勤や通学、買い物や子どもの送り迎えなど生活する上で車がどうしても必要であると判断された場合、「車を購入してしっかりと弁済してくれるだろう」という信頼度が高まり、自社ローンが通りやすくなります。
一方、趣味や遊びが用途となっている場合、どうしても販売店側は「軽い気持ちで購入して踏み倒されてしまうのではないか」と懸念するため、審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。車は高額な買い物です。今一度「本当に車が必要かどうか?」「どのように車を使うのか?」を考えてみましょう。
収入に見合わない車を選ぶ
購入する車が収入に見合っているかどうかも非常に重要となります。軽自動車やコンパクトカー、ファミリーカーなら審査に通る方でも、高級車や外国産車の場合は審査落ちしてしまう可能性があります。
また、仮に審査に通ったとしても、その後の弁済が非常にきつくなってしまい維持費もそれ相応にかかってしまうため、購入する車種やグレードは身の丈に合ったものを選びましょう。
申込み時に虚偽の申請をしない
ローンの審査は「その人がしっかりと弁済してくれるかどうか?」そして「その人が信用に値する人物であるかどうか?」が見られます。申込時に勤務先や勤続年数、年収、借り入れ状況、車の用途などを偽って申告してそれが発覚してしまった場合、信用が低下して審査に落ちてしまう可能性があります。
審査に落ちたくないという気持ちはわかりますが、正直に申告したほうが審査に通過する可能性は高くなります。また、申込書などの内容とヒアリングで話す内容に矛盾がないよう意識しましょう。
自社ローン審査に通るための対策は?
以上のように自社ローンでも審査落ちする可能性はあります。ここからは自社ローン審査に通るための対策をご紹介しますので、以下のようなことを意識して準備しましょう。
収入に合った車を選ぶ
上記の中でも特によくありがちなのは、収入に見合っていない車を選ぶことで審査落ちしてしまうケースです。収入に見合っていない額の高級車や外国産車を購入すると弁済ができなくなる、維持しきれなくなるなどの理由で販売店が車の分割代金の弁済が受けられないリスクが高くなります。欲しい車がちゃんと収入に見合っているのか?購入しても維持していけるのか?を考えて車選びをしましょう。
カーリバではお客様のご予算に合わせた最適な車をご提案し、手配させていただきます。「審査に通るかどうか不安」「どんな車が収入に見合っているのか知りたい」という方はお気軽にご相談ください。
頭金の金額を高くする
自社ローンを利用する場合、基本的に頭金は不要です。ただし、頭金を用意しておくことで毎月の弁済額が少なくなり、しっかりとした収入があることの証となるため、販売店からの信用も高くなります。車を購入した後の経済的負担も軽減できるため、頭金が用意できるのであれば、それに越したことはありません。
保証人を付ける
自社ローンでは保証人も不要ですが、万が一の際に代わりに弁済してくれる人がいるかいないかでも販売店からの信用度が変わってきます。親御さんや配偶者の方などで保証人になってくれる方がいらっしゃれば協力してもらいましょう。
なお、自社ローンでは保証人の属性もオートローンほど厳しくは審査されません。たとえば保証人が専業主婦(主夫)であったとしても認められるケースは多いです。
自社ローンを利用する際の注意点
自社ローンを活用すればオートローンを使った場合と比較しても気軽に車を購入することができます。しかし、特に初めての方はさまざまなご不安をお持ちではないでしょうか?ここからはよくお客様からお聞きする不安点に対してお答えします。
自社ローンの支払いに金利はかかる?
自社ローンは金利が一切かかりません。そのかわり、車両本体価格や分割リスク管理のための装置を付ける費用等、お車の代金が相場より割高となるのが一般的です。
中古車の質は問題ない?
特に中古車を購入される場合は品質が気になるところです。確かに過去に事故をして修復した履歴がある修復車(事故車)や適切にメンテナンスがなされていない車は不具合が出る可能性がどうしても高くなってしまいます。
一方で、修復歴がない車、メンテナンスがしっかりとなされている車であれば、たとえ中古車であっても安心して、長く乗り続けることは可能です。
カーリバでは修復歴車や劣化が著しい車は販売いたしません。エンジンや足回り、内外装に至るまで細かくチェックした上で納車させていただきます。また、保証付きで納車後すぐに不具合が出た場合は修理対応いたします。プロの目で厳選した、品質が高い中古車のみを扱っておりますので、安心してお任せください。
車の所有権がない?
自社ローンで車を購入した場合、車の所有権は販売店側にあります。普段お使いいただく分にはなんら問題はありませんが、車を売却される際には残りの分割代金を一括で弁済しなければならなくなるため注意が必要です。なお、分割代金の弁済が完了すれば所有権をお客様に移すことができるため、売却も自由に可能となります。お車の分割代金を全てご弁済いただいた際にはご連絡ください。
自社ローンで車を購入するなら審査通過率99.8%のカーリバで!
ローン会社や金融機関でオートローンの審査に通らなかった方でもあきらめないでください。自社ローンなら審査に通過して車が購入できる可能性は十分にあります。特にカーリバは99.8%という驚異の審査通過率です。ご予算に応じた最適な車やご契約プランをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
夢のカーライフを実現するために、生活をよりよいものにするために。ぜひ自社ローンも選択肢に入れてみてください。