2024年05月22日
自動車ローンを利用して車を購入するためには保証人が必要となります。一般的には親族などに保証人になってもらいますが、頼める人がいない、もしくは断られてしまって困られている方もいらっしゃるかと思います。
しかし、自社ローンであれば保証人は不要です。この記事では保証人がいなくてもローンが組める仕組みとメリット・デメリット、注意点について解説します。
【本コラムで得られる情報】
- 保証人なしでも車を購入できるのか
- 保証人なしで車を購入するメリット・デメリット
- 保証人がいないと車を購入できない理由
目次
自社ローンで保証人なしで車を買うメリット・デメリット
自社ローンで車を購入することに対して「本当に大丈夫?」「保証人がいなくてもいいの?」と不安を抱かれるかと思います。確かに一般的なオートローンは保証人が必須となっているケースが大多数なので、なにか裏があるのかと思われるのも当然です。しかし、保証人が不要である理由をしっかりと理解していれば怖くありません。まずは自社ローンの仕組みやメリット・デメリットについて見ていきましょう。
なぜ自社ローンだと保証人なしで車が買えるのか?
一般的なオートローンはお客様が銀行や信用金庫、ローン会社などに申し込みをし、審査を受けて通過したら契約を締結します。その後、金融機関やローン会社が自動車販売店に対して代金を支払い、お客様が金融機関やローン会社に月々利息をつけて返済していくというのが大まかな流れです。
一方、自社ローンはその名のとおり自動車の販売会社に申し込みを行い、審査後に分割支払の契約を締結します。その後、納車となりお客様は月々代金を支払うという流れです。
一般的なオートローンはお客様の代わりに金融機関やローン会社が先に代金を立て替えますので、確実に代金分を回収する必要があります。そのため、お客様自身が返済できなくなったときに備えて保証人が必要となるのです。
一方、自社ローンは自動車販売店が自分の責任で分割支払に応じて代金を回収するため、保証人を不要としているケースが多いです。
保証人なしのメリット
保証人が不要な自社ローンのメリットといえば、なんといっても保証人がいなくても車が購入できることです。保証人になってくれる人がいない、あるいは断られてしまったがためにマイカーを諦められていた方も、自社ローンを使えば車を購入することができます。
また、万が一ご自身が返済できなくなってしまった場合は保証人が代わりに返済しなければなりません。保証人に迷惑をかける心配がないというのも自社ローンのメリットです。
保証人になってくれる人がいない場合は保証人代行サービスを活用してオートローンを利用するという方法もありますが、それには費用がかかります。自社ローンであれば保証人代行サービスの費用も浮かせられます。
保証人なしのデメリット
自社ローンで利用する場合、車にGPS装置が装着されることがあります。万が一支払いが滞った場合、その装置によってエンジン停止されてしまい、車が使用できなくなってしまいます。自動車販売店としては代金の回収漏れを防ぐためにこうした対策をとっています。代金の支払いさえ遅れなければなんら問題はありませんが、こうした措置もあることはあらかじめ理解しておきましょう。
また、保証人がいる場合は、その保証人の支払い能力も審査基準となります。たとえ本人の支払い能力に不安があっても、保証人に十分な支払い能力があれば審査にもそれが考慮される可能性があります。保証人がいない場合、本人の支払い能力のみで審査を行わなければならないため、不利になるケースもあります。
自社ローンでも保証人なしだと審査が通らない場合がある
自社ローンであっても保証人がまったく不要というわけではありません。むしろ基本的に保証人を必要としている自動車販売店のほうが多く、保証人を立てないと審査に落ちてしまうケースもあります。
以下のようなケースに該当していて、なおかつ保証人がいない場合は、審査に通過できない可能性もあります。
収入が不安定
一般的なオートローンの審査では本人に安定的な収入があるかどうかが重要な審査基準のひとつになりますが、それは自社ローンでも同様です。販売店から収入証明の提出が求められます。
収入証明ができない場合、パートやアルバイトなど正社員以外の雇用形態で働いている場合、水商売など毎月の収入が安定しない業種で働いている場合、あるいは無職の場合は自社ローンでも審査に落ちてしまう可能性があります。
勤務期間が短い
収入額や勤め先、雇用形態が審査でしっかりとチェックされるのはもちろんですが、勤続年数も重要となってきます。一般的に長く同じ職場で働いている人ほど安定的な収入が得られていて、今後もその状態が続くと期待できるからです。
たとえば就職・転職して間もない場合、転職の回数が多く勤続年数が短い場合は、返済能力に不安があるとして自社ローンの審査に落ちてしまう可能性があります。
返済できない高額な車種を選んでいる
自社ローンの審査のポイントは「ちゃんとそのお客様が返済してくれるかどうか」です。たとえ優良企業に長年正社員として働いていて安定的な収入を得られる状態にあるような方でも、高級車や外車を購入する場合、審査に落ちてしまう可能性があります
収入に見合わない高額な車を購入すると支払いができなくなってしまう、あるいは維持費が支払えなくなってしまうリスクが高くなります。身の丈に合った車を選ぶことが大切です。
たしかに自社ローンは銀行系カーローンやディーラーローンなどと比べると審査に通りやすいですが、なんでもOKというわけでもありません。
自社ローンの審査に通らなかった時の対処方法
以上のように、自社ローンで保証人を立てない場合、審査に落ちてしまう可能性もあります。保証人はいないけど車が欲しい、他のカーローンで審査に落ちてしまったという方は、以下の方法を試してみられることをおすすめします。
頭金を用意する
自社ローンは頭金がなくても利用することができます。とはいえ、保証人や頭金がない人よりは頭金のみでも用意できる人のほうが、自動車販売店からの信用度も上がって審査に通過しやすくなります。また、頭金を支払っておけば毎月の支払いの負担軽減にもつながります。
可能であれば貯金をするか親族からお金を借りるかしてある程度の額の頭金を用意しましょう。頭金の支払金額や支払時期について柔軟に対応してくれる販売店もあるため、困ったときには相談してみましょう。
保証人代行サービスを利用する
保証人代行とは何らかの理由で保証人を立てられない人のためのサービスです。親族など個人の保証人の代わりに、代行会社が保証人になってくれます。保証人代行を使って保証人を立てて自社ローンに申し込めば、審査が有利に進む可能性があります。
しかし、保証人代行サービスを利用する場合は契約料や保証料、手数料などを代行会社に支払わなければならず、車の購入にかかる費用が高くなってしまうという点には注意が必要です。
また、販売店によっては保証人代行サービスによる保証を認めていない場合もあるので、しっかりと確認しておきましょう。
他社からのローンを完済する
一般的なカーローンを利用する場合、審査で申込者の借入状況などが見られます。金融機関や貸金業者は総量規制(年収の1/3を超える融資をしてはならない)というルールがあるため、借入状況を確認した上で融資するかどうかを判断しなければならないからです。
自社ローンは総量規制の対象外ではあるものの、やはり他に借り入れがあると販売店が回収不能に陥るリスクが高いので借入状況もチェックされます。また、お客様自身も毎月の支払いの負担が重くなります。
すでに借金があるのであれば、まずはそれを完済することで、自社ローンの審査にも通過しやすくなります。
ただ、上記のような方法がとれない方、事情があって今すぐに車が欲しいという方もいらっしゃるかと思います。そこで、カーリバにご相談ください。
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